今シーズン骨折で出遅れたが、復帰後は高いパフォーマンスを見せ続ける、ハノーファーの日本代表MF清武弘嗣。11月6日の第12節ヘルタ戦でもチームは敗れたが、清武は2試合連続ゴールを決めた。
この試合、清武は前節で再び右足を痛め、当初は欠場が予想されていた。わずかな準備期間しかないにも関わらず、ミヒャエル・フロンツェック監督は清武の先発出場を決めた。試合後に記者からは「どのようにして清武を試合にフィットさせたのか」と質問が寄せられた。
「我々も試合が始まるまでは確信を持てていなかった。一昨日彼はチームとトレーニングできなかったが、今朝スタジアムでの最後のトレーニングに参加した際、まったく問題なかった。だから彼にプレーさせた。試合でも彼は問題なかった」
監督やチームメイトから絶大な信頼を寄せられる清武。現在ハノーファーは降格圏に近い15位。背番号10を背負う日本人MFにはチームの1部残留という期待もかかる。
《岩藤健》
page top