10月18日に行われたドイツ・ブンデスリーガ第9節、ハノーファーは敵地でケルンと対戦し1-0で勝利した。清武弘嗣がCKから決勝点を演出したが、このゴールにケルン側からは怒りの声が聞かれる。
問題のシーンは前半38分に起こった。清武が蹴ったCKを味方が頭で逸らし、最後はゴール前でレオン・アンドレアセンが詰めて押し込んだ。敵地で挙げた貴重な先制ゴール。だが直後からハノーファーの選手が激しく抗議する。アンドレアセンのゴールはハンドだったというアピールだ。
ゴールシーンのリプレイでは確かに、ボールは身体でなく右腕に当たっていたことが分かる。しかし、アンドレアセンのゴールは認められ、試合は1-0で前半を折り返した。
怒声混じりの声援を受けたケルンは、同点ゴールを狙って後半も立ち上がりから激しく攻める。だがハノーファーは最後まで虎の子の1点を守り切り、貴重な今シーズン2勝目を挙げた。
《岩藤健》
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