ドイツサッカー連盟、脱税疑惑で本部に家宅捜索 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ドイツサッカー連盟、脱税疑惑で本部に家宅捜索

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ドイツ検察当局は11月3日、ドイツサッカー連盟本部を家宅捜索した。2005年にドイツサッカー連盟から、国際サッカー連盟(FIFA)に送金された670万ユーロ(約9億円)に脱税の疑いがかけられている。

内部調査では、送金された金が税務申告されていなかったことが分かっている。また、この金は2006年サッカーワールドカップドイツ大会招致に絡み、票を不正に買うため使われたとの疑惑も持たれている。

連盟本部に家宅捜索が行われたのと同じ日、現会長と前会長の自宅にも捜査員が訪れた。現職のニースバッハ会長はドイツ大会での買収疑惑を一貫して否定し、問題の金はFIFAの文化プログラムに使ったと主張している。だが一部説明を拒否する部分や、言葉を濁す部分もあり、中途半端な弁明がかえって疑惑を深めている。

サッカー界に広がる汚職問題。この問題も今後さらに発展していきそうだ。
《岩藤健》

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