ベルギー1部リーグのスタンダール・リエージュを退団後、所属先なしの状態が続いていた元日本代表GK川島永嗣が、スコットランド1部リーグのダンディー・ユナイテッド入団で合意したことが分かった。11月3日に英国『BBC』が伝えた。
スタンダール退団後は無所属選手として単独で練習を続けてきた川島。10月25日に自身のブログを更新し、日本代表FW岡崎慎司が所属するイングランド・プレミアリーグのレスターで練習している様子を紹介していた。
今回の入団に関しダンディー・ユナイテッドのミクス・パーテライネン監督は、「エイジはゴールキーパーのポジション争いを激化させる存在だ。彼は日本代表として多くの試合に出場し、大きな大会にも参加してきた。その経験は若いゴールキーパーにいい影響をもたらすだろう」と川島を高く評価、一方で正GKの地位が約束されてるわけではないとも話した。
所属先が発表されたことに、「若いGKとのポジション争い。最近試合に出てないのが気がかりだけど頑張れ」「下位のチームだから失点も守備の課題も多そう」「色々と雑音はあるが、本人が決めた道だからね。頑張ってほしい!」「まぁ、何よりも今は、ダンディ川島選手に労働ビザが無事におりますように」「何はともあれ所属が決まったことは良かった。あとは本人次第」などの声が寄せられている。
労働許可証が発行され次第、正式契約となるがパーテライネン監督も「それがいつになるかは分からない」と手続き待ちの状態だ。
《岩藤健》
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