ソフトバンクは10月29日、神宮球場でヤクルトと対戦。日本シリーズ第5戦は、一つの判定が試合の流れを大きく変えた。
4回表、ソフトバンクの李大浩内野手が左翼ポール上空へ大飛球を放つ。線審が本塁打と判定するも、際どい打球に対してヤクルト・真中満監督が猛抗議。話し合いの結果、ビデオ判定までもつれたが結局判定は覆らず、ソフトバンクにとっては試合の流れを引き寄せる先制2点本塁打となった一方で、打たれたヤクルト・先発の石川雅規投手は肩をがっくりと落とした。
この判定に対しては、「かなり微妙な打球だったけど、線審が一度下したジャッジだからな…なんとも言えない」「完全にファールでしょ。入ってないよ。石川が気の毒過ぎる」「これが本塁打でなかったとしても、ソフトバンクの方が完全に力が上だったし勝ってたと思う」「この判定が試合を左右したと言っても過言じゃない」など、ファンからのさまざまな声が寄せられていた。
いずれにせよ、ソフトバンクにとっては日本一を大きく引き寄せる貴重なアーチとなった。
《浜田哲男》
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