前日のショートプログラムで自己ベストに迫る111.68点の演技を見せた羽生。フリープログラムでも206.17点を積み重ね、合計317.85点で最後のふたりを残してメダルが確定した。その後に滑ったハビエル・フェルナンデス、宇野昌磨が羽生の合計点を超えられなかったことにより、ソチ五輪に続く連覇が決まった。
男子では66年ぶりとなる連覇を達成した羽生。しかし2017年11月のNHK杯を前に練習中の転倒で靭帯を損傷するなど、決して万全な状態ではなかった。五輪選考会も兼ねた12月の全日本選手権を欠場しリハビリに専念してきた。過去の実績を踏まえて特例措置で代表に選ばれたが、実際どこまで回復しているか不安もあった。
だが本番では周囲の声をかき消すような完璧な演技で王者の強さを発揮。平昌五輪の日本勢金メダル第1号となった。
この結果に長友も「どうやったら怪我で長期離脱から復帰してすぐ最高のパフォーマンス発揮できるん?まだ完治してないよね?しかもオリンピックの大舞台」と興奮の様子。羽生の復活劇は「才能だけでは片付けられない」として、「異次元の精神力。あっぱれやな」と賛辞を贈った。
羽生結弦選手凄まじいな。
— Yuto Nagatomo | 長友佑都 (@YutoNagatomo5) 2018年2月17日
どうやったら怪我で長期離脱から復帰してすぐ最高のパフォーマンス発揮できるん?
まだ完治してないよね?
しかもオリンピックの大舞台。
才能だけでは片付けられない。
異次元の精神力。
あっぱれやな。。
この投稿にフォロワーからは、「羽生選手、凄いです。日本の誇りです」「精神が肉体を超えた!」「やっぱり、それまでの努力の積み重ねがもたらした結果だと自分は思います」「長友さんに言われると余計に重みが増しますネ」「金メダルが決まって涙の羽生くんにもらい泣きしてしまいましたよ」などのコメントが寄せられている。