廃校で遊ぶことをテーマにした「SUNSET CYCLOCROSS」が、東京都立川市で10月24日に開催。日没時間帯にメインレースが行われた。
会場は元小学校のたちかわ創造舎。多摩川サイクリングロード沿いに9月にオープンした施設で、1階部分は"自転車文化の発信基地"を標榜するサイクルステーション。誰でも自由に立ち寄り休憩でき、クルマで来てサイクリング後に温水シャワーでひと汗流して帰るという使い方もできる。
じてんしゃの学校、各種イベントも目白押しで、そのひとつが今回のサンセットシクロクロスだ。
参加者からは、「校庭っていうのでどんなコースか気になっていたけれど、樹木のトンネルや遊具の脇を抜けていったり、すごく新鮮で面白かった」「都内からすぐの場所で、子どもと気軽に参加できるのがうれしい」という声。
9カテゴリーのレースが行われ、最終のインターナショナルエキジビションは照明された校庭で午後4時20分スタート。30分のレース中に日没となり、残照に染まった強豪選手たちが熱戦。ロケットスタートを決めた小笠原崇裕が、激烈な2位争いを演じた澤木紀雄、斎藤朋寛に大差をつけて優勝。
次回は11月15日に距離約30kmのサイクリングイベント「TAMAGAWA水の道・らいど」を開催する。
《編集部》
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