ヤクルトは10月20日に東京都内の球団事務所でスカウト会議を開いた。10月22日に開かれる今年度のプロ野球ドラフト会議で、球団は明治大学の高山俊外野手を1位指名する方針を固めた。
会議を終えた真中満監督は「外野手が欲しいので高山君でいこうとなった」と、1位指名選手をドラフト2日前に公表。東京六大学リーグで新記録の131安打をマークした高山に、走攻守3拍子そろった選手と高い評価を与えた。
ヤクルトの1位指名明言に、「オコエも見たい気がするが、やはり即戦力ですよね。来年も優勝争いするチームが見たいし」「ヤクルトファンは高山、成田でいってほしいと思ってる」「競合のリスクを避ける球団が多いかもしれないと踏んだか」「打って打って打ちまくるチーム作りにしたいのがよく分かる」「六大学出身だし神宮が似合いそう」などの声が寄せられている。
高山の指名を考えていた他球団への牽制含みと考えられる今回の発言。これを受けて他がどう動くか、ドラフト当日まで駆け引きが続く。
《岩藤健》
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