ブラジル1部リーグのサントスFCが10月15日、元所属選手のネイマールに6ヶ月の出場停止処分を科すよう国際サッカー連盟（FIFA）に求めた。サントスはネイマールがバルセロナに移籍した際、契約違反があったと主張している。
サントスはネイマールのバルセロナ移籍に関し、「不誠実な行為」があったとしてFIFAに訴えた。4ヶ月から6ヶ月程度の出場停止処分が妥当としているほか、5500万ユーロ（約74億5000万円）の損害賠償も求めるとブラジルメディアは報じている。
以前から何かと騒動の種になっていたネイマールのバルセロナ移籍。サントスが突然動きを見せたことに、「確かに移籍するときいろんな噂があったな。てっきりサントスも共犯かと思ってたけど何が起きてるんだ？」「なぜ今さら？」「サントスは怒るよなー。本来の高額移籍金が自分達にじゃなくてネイマール父の懐に入ったんだから」「移籍の時の話をいまごろになって始めるのは不自然」「サントスにとって今さらネイマールの出場停止なんて関係ないでしょ。目的は賠償金のほうじゃないの」など、このタイミングでなぜという疑問が多く寄せられている。
9月にはブラジルの裁判所から資産の凍結命令が出たネイマール。脱税容疑もかけられており、ピッチの外では強烈な逆風が吹いている。
《岩藤健》
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