広島の栗原健太内野手が10月9日、今季限りで退団することを発表した。栗原自身が自由契約を申し入れた形で、球団はこれを了承した。
栗原は2008年にキャリアハイの打率.332、23本塁打、103打点をマークするなど、広島の低迷期に主砲として君臨。2009年の第2回ワールドベースボールクラシックでは負傷選手に代わって急遽渡米し、韓国戦に先発出場するなど国際舞台でも活躍した。
しかし、ここ数年はケガに悩まされた。特に2012年に右ヒジ骨棘除去手術を受けて以降は、打撃フォームを崩すなど低迷していた。
これに対してファンからは、「栗原、最近見ないと思っていたけどケガで苦しんでいたのか」「他の球団が手を挙げるかどうか微妙なところ。でも、まだ年齢的にもできると思う」「手術後は全然上に上がれなかったね。残念だけど、次の球団が見つかれば頑張ってほしい」など奮起を期待する声が挙がっていた。
今後は、出場機会を優先して他球団をあたっていく方針のようだ。
《浜田哲男》
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