横浜スタジアムで9月28日、DeNA対広島戦が行われた。黒田博樹が8回を1失点に抑える好投を見せ、広島が8-3で勝利した。黒田は10勝目(8敗)を挙げている。
黒田はブラッド・エルドレッドの犠牲フライで初回に先制してもらうが、直後の守備で梶谷隆幸にタイムリーを打たれ同点とされる。だが失点シーンはここだけ。二回以降はDeNA打線を2安打に抑えた。
今シーズンなかなか先発投手を援護できなかった広島打線も、この試合では2本のホームランが飛び出し8点を奪った。
投打に圧倒した広島。ファンからは、「さすがですね。来年は200勝達成してください!」「打線の援護があればもっと勝てただろうに」「14勝2人、10勝1人、9勝1人、なぜ4位なんだ?」「春先のケガで二桁は無理と思ったが、終わってみれば防御率2点台の二桁勝利はさすがとしか言えない」など、黒田を称える声が聞かれた。
シーズン前は「二桁勝てなければ区切りをつけなければいけない」と、引退も示唆して臨んだ。見事そのノルマは達成した。
《岩藤健》
page top