ウェールズ、フィジーの猛攻をしのいで勝利…ラグビーW杯 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ウェールズ、フィジーの猛攻をしのいで勝利…ラグビーW杯

スポーツ 短信
ラグビーワールドカップ、ウェールズ対フィジー(2015年10月1日)
  • ラグビーワールドカップ、ウェールズ対フィジー(2015年10月1日)
  • ラグビーワールドカップ、ウェールズ対フィジー(2015年10月1日)
ラグビーワールドカップは10月1日にプールAでウェールズ対フィジーの試合が行われた。世界ランキング2位のウェールズは、キックオフからリードを奪い後半のフィジーの猛攻もしのいで23-13の勝利。プールAで勝ち点13の首位に立った。

試合は前半7分にガレス・デーヴィスがインゴールに飛び込み、ウェールズがファーストトライを挙げる。さらに前半31分、ふたつ目のトライを決め17-6と大きくリードして前半を折り返した。

だが、フィジーも後半に入ると抜群の身体能力を見せつける。相手選手との距離が近い場所で次々にパスをつなぎ、流れるようなプレーでウェールズのディフェンスを振り切ると後半8分にトライを奪い返した。コンバージョンも決まり17-13まで追い上げる。

ケガ人の続出でベストメンバーを組めないでいるウェールズは、時間が経つにつれフィジーの猛攻にさらされる時間が長くなった。それでも最後の一線は守りトライを許さない。両チームが激しくボールを奪い合い、ターンオーバーが繰り返される目まぐるしい展開にスタンドも盛り上がりを見せた。

この試合にラグビーファンからは、「私はトンガ人だが、フィジーは決してあきらめることなく、最後まで戦った。兄弟よ、よくやった。そしてウェールズおめでとう」「今回のワールドカップは素晴らしい。このようなゲームが見られて幸せだ」「フィジーはキックで差をつけられてしまったな。しかし、スクラムは非常に優秀だった」「華麗なゲームだった。フィジーは決してあきらめることなく最後まで戦った」「気づいたらフィジーを応援していたよ。彼らは勝ってもおかしくなかった」など、フィジーの健闘を称える声が多く寄せられている。

プールA首位に立ったウェールズ。もしイングランドがオーストラリアに敗れれば、決勝トーナメント進出が決まる。
《岩藤健》

編集部おすすめの記事

page top