DeNAの中畑清監督は10月2日、南場智子オーナーと会談し直接辞意を伝えた。今シーズン途中に来季の続投を打診されていたが、前半戦の首位争いから一転、最下位に転落した後半戦の責任を取ることになった。
会談で南場オーナーから説得を受けた中畑監督。「オーナーからは熱い言葉をいただいた。そんなに思ってもらえるのは幸せ」と話したが、辞任の意志は揺らがなかった。
電撃的な辞任劇にファンからは、「どん底のチームをよくここまで建て直してくれた」「結果が結果なので仕方ないけど、横浜で結果を出すのは難しいよね」「確かに最下位争いはしてるけど、毎年『今年は100敗か』と言われてた時期からすれば持ち直したよ」「選手を見る眼はあったと思う。次は細かな野球ができる監督で、中畑監督の育てた選手で勝つところを見たい」「ファンサービスや明るさという面では横浜の雰囲気を変えてくれたと思う。チームが次の段階に進むため、これからは勝つための野球が必要になる」など、チームの歴史にひと区切り着ける時期との声を寄せている。
残り2試合で5位の中日とは0.5ゲーム差。最後の意地で最下位脱出なるか。
《岩藤健》
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