日本サッカー協会は10月1日、8日に行われるW杯2次予選の代表メンバー23名を発表した。今年最も難しい試合になると警戒するシリアとの一戦に、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は南野拓実を初選出した。
今シーズンからオーストリアのザルツブルクでプレーする南野は、クラブで9試合に出場し5ゴールと好調を維持している。ハリルホジッチ監督は南野のプレーについて、「一番おもしろいのはボールがないところでの動きだ」と話した。
「常に得点を獲る、もしくは獲らせるポジションにいる。リーグ戦でもカップ戦でも点を獲っている。数年後には日本代表にとって効果的な選手になると予想する。今の代表はゴール前の効率性では、ハイパフォーマンスに至っていないから彼が必要だ」
FIFAランキングではシリアの上を行く日本。だがグループEでは3戦3勝のシリアを、勝ち点2差で追いかける立場だ。首位浮上のためには負けられない。
この他に所属クラブで良い働きを見せた、ハノーファーの清武弘嗣も招集されている。好調な選手の力で勝ち点3を獲りにいきたい。
《岩藤健》
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