西武・西口文也、引退。エースの系譜は高橋光成に継承 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

西武・西口文也、引退。エースの系譜は高橋光成に継承

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野球 イメージ(c)Getty Images
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9月28日の西武対ロッテ戦後、西武ドームでは西口文也投手の引退セレモニーが行われた。西武のエースとして一時代を築いた西口のセレモニーには、西武ファンのみならずロッテファンも多く球場に残り別れを惜しんだ。

試合では五回に二死ランナーなしの場面で登場。井口資仁と対戦し、フルカウントまでいったが最後は外角低めのスライダーを見極められ四球になった。

試合後、マイクの前に立った西口は「プロ入りしてから今が一番緊張しています」と話し、「ノーヒットノーラン未遂2回、完全試合未遂1回、そして今日のフォアボール。皆様の期待を裏切ることもたくさんありましたが、ファンの皆様の声援には勇気をもらいました」と笑いを誘いながらも感謝を述べた。

炭谷銀仁朗を相手に現役最後のラストピッチを見せると、西口は静かにグラブをマウンドに置いた。そのグラブを誰もいなくなったマウンド上、高橋光成が手に取りエース継承の儀式が執り行われると、ファンの感動も最高潮に達していた。

黄金期をエースとして支えた西口の引退に、「西口さんらしいセレモニーで感動しました」「21年間本当にありがとうございました」「21年間お疲れさまでした。大好きなライオンズに是非また帰ってきてくれること期待してます」「そっと置いたグラブを高橋選手が拾うなんて…粋な演出。寂しくなるけど高橋選手を応援していこう」「ミスターライオンズ西口投手、激動の21年間をありがとう」など、ファンからは多くのコメントが寄せられている。
《岩藤健》

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