西武・森本稀哲、現役生活に別れ…チームメイトがつないだ最終打席に涙 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

西武・森本稀哲、現役生活に別れ…チームメイトがつないだ最終打席に涙

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野球 イメージ(c)Getty Images
  • 野球 イメージ(c)Getty Images
今シーズン限りでの現役引退を表明している西武の森本稀哲外野手が9月27日、楽天戦の八回に最後の打席に立った。森本はバッターボックスへ向かう前から涙を堪えきれずに泣いていた。

八回表の守備から7番・右翼で出場した森本。裏の攻撃は1番の秋山翔吾から始まり、普通なら打席が回るのは難しい状況だった。だが西武ベンチは引退の花道を用意してやろうと、「森本に打席を回せ」の想いで団結していた。

まずは先頭打者の秋山が二塁打で出塁し、渡辺直人は四球で塁に出る。浅村栄斗もヒットでつないだ。中村剛也はセンターへの犠牲フライ、エルネスト・メヒアは三塁へのゴロに倒れたが、全力疾走で併殺を回避した。栗山巧は7級粘って執念の四球で森本に打席を回した。

チームメイトがつないでくれた最終打席。森本は3球目をフルスイングして三塁へのゴロを打つと、一塁に全力疾走した。アウトになったがスタンドからは大きな拍手と歓声が贈られ、ベンチに戻った森本は出迎えた選手たちとハイタッチした。

森本の引退試合にファンは、「西武には2年しかいなかったのに、引退セレモニーを開いてもらえるのは森本の人柄あってのことだと思う」「涙が止まりませんでした。西武に来てくれてありがとう」「八回の攻撃で稀哲まで回ったときは涙が出た」「 最後の打席で泣いてる姿を見て、こちらも感動の涙でした」「最後の打席に入る前から泣いているのを見てこっちも泣きました」など、感動的な場面にもらい泣きしたという声を多く寄せた。

まさに記録より記憶という言葉がぴったりだった森本。多くのファンに忘れられない印象を残し、現役生活に別れを告げた。

感動的なセレモニーとなった今日の森本選手引退セレモニーでは、多くの選手、元チームメイトからメッセージをいただきました。特設サイトでも紹介していますのでセレモニーをご覧になれなかった方はぜひご覧ください!↓ ↓ ↓ ↓ ↓http://goo.gl/ZUFXMz

Posted by 埼玉西武ライオンズ on 2015年9月27日
《岩藤健》

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