中日・小笠原道大、引退会見「野球への情熱は消えない」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

中日・小笠原道大、引退会見「野球への情熱は消えない」

スポーツ 短信
小笠原道大 参考画像(2009年3月23日)
  • 小笠原道大 参考画像(2009年3月23日)
中日の小笠原道大内野手が9月17日、名古屋市内で引退会見を行った。ガッツの愛称でファンや同僚から親しまれ、フルスイングで長年ファンを魅了してきた孤高の侍が静かにバットを置いた。

今季は打率.311と代打の切り札として活躍を見せていた小笠原。しかし、自身の描くイメージとのギャップはどうしても埋められず引退を決断。この日の会見では、「気持ちの中では生涯現役と思っていた。野球への情熱は今度も消えない」と語っていた。

日本ハム、巨人、中日を渡り歩いた19年間。両リーグでMVPを獲得したほか、首位打者2回、本塁打王1回、打点王1回など数多くの輝かしい記録を残した。また、2000本安打も達成。ワールド・ベースボール・クラシックでは主軸として連覇に貢献した。

小笠原の引退に対しては、「生涯打率が3割超えているのはすごい。まだ、できると思うけど本人が決めたこと。お疲れ様でした!」「今後は指導者としてのガッツが見たい!これからも応援していくぞ!」「今年のナゴヤドームで代打・小笠原の歓声は1番の盛り上がりでした。なんか寂しくなる」「記録にも記憶にも残る打者。偉大な打者がバットを置いたということ」など、引退を惜しむファンの声が数多く寄せられていた。

野球への情熱は消えないと語っていた小笠原。今後は指導者としての姿を多くのファンが期待している。
《浜田哲男》

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