FIVBワールドカップ2015男子大会は9月17日、日本とベネズエラが対戦。前の試合でチュニジアを3-0で破っていた日本は、この試合でも勢いを見せつけて見事なストレート勝ちをおさめた。
第1セットは苦しい展開。要所でサーブをミスするなどなかなかリズムに乗れない日本に対して、ベネズエラは順調に得点を重ねる。しかし、日本もセットポイントを握られてから驚異的な粘りを見せて、33-31で先取した。
第2セットもベネズエラの強打に苦しみ、2セット連続でセットポイントを握られるも、柳田将洋のサーブなどで土壇場に反撃。起死回生の逆転劇でこのセットももぎ取った。がぜん勢いに乗った日本は第3セットも25-19で奪った。
これに対して、「本当に驚異的な粘りだったよね！今大会でベストゲーム」「結果だけみると3-0だけど、特に第1セットは苦しかった。これを落としてたら、今日は負けてたかも」「今日はランクが下のベネズエラで負けるわけにはいかなかったけど、かなり苦戦したね。柳田のサーブで流れが日本に傾いた」など、激闘を制した日本の戦いぶりを称賛する声が相次いでいた。
日本の次戦は18日、世界ランク11位と格上のイランと対戦する。
《浜田哲男》
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