マツダスタジアムで9月8日、広島対中日戦が行われた。初回にブラッド・エルドレッドの14号2ランで先制した広島が、中盤にも追加点を奪い5-0で勝利した。中日はシーズン70敗目を喫している。
広島がエース前田健太を先発に立てるなら、中日も今シーズン広島と相性がいい八木智哉をマウンドに送る。対広島の防御率は試合開始前で1点を切っていた八木。だが初回いきなり2ランを浴びると、五回には暴投と悪送球で1点を失う。
一方の前田は立ち上がりから快調なペースで中日打線を封じた。テンポのいい投球がリズムを作り、味方の好守備も呼ぶ。7回4安打、無失点で阪神の藤浪晋太郎に並ぶハーラートップタイ12勝目を挙げた。
この結果にファンは、「ほんとエースだわ」「大エースマエケン。最大の敵はカープ打線」「マエケンさすがに底力あるな」「毎年ふた桁勝利するマエケンさんはやっぱりカープのエースだわ…」などの声を寄せている。
上位陣を追いかけるため、下位からの取りこぼしは許されない広島。ヒーローインタビューで前田は、「選手はみんなあきらめていない」と力強く逆転CS出場を宣言した。
《岩藤健》
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