欧州は夏の移籍市場が終了した。今年も終盤に慌ただしい動きが見られた。まずはヴォルフスブルクから、ケビン・デ・ブルイネがマンチェスター・シティに移籍した。
クラブ史上最高額となる5500万ポンド(約100億円)で獲得した新戦力に対し、シティのマヌエル・ペジェグリーニ監督は「我々のチームで成長するには特別な選手でなければならない。ケビンがそういう選手であることに私は疑いを持たない。彼は精神面も肉体面も戦術面も技術面も、必要とされるものを備えている」と成功を確信している。
デ・ブルイネの背番号は17、契約期間は6年となった。
そしてデ・ブルイネの慰留に失敗したヴォルフスブルクは、ブンデスリーガでタイトルを争うため、すぐさま新たな選手を獲得した。バイエルン・ミュンヘンのボンフィム・ダンテと、シャルケのユリアン・ドラクスラーだ。
シャルケはユース時代から14年間、クラブ一筋でプレーしてきた生え抜きの人気選手を失うことになる。
《岩藤健》
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