日本代表DF内田篤人の所属するシャルケが、5月26日にロベルト・ディ・マッテオ監督の辞任を発表した。同監督はクラブと2年間の契約を残していたが、シーズン終盤に失速しチャンピオンズリーグ出場権を逃した責任を取る形になった。
シャルケのホルスト・ヘストGMは会見を開き、「私はロベルト・ディ・マッテオについて、判断を誤ったと確信している。我々は目指したものを達成できなかった」と、この契約が両者にとって良いものにはならなかったと認めた。
ディ・マッテオ氏を監督に据えたのは自分の決断だったと振り返るヘストGMは、「この人事面での決断について、他の誰かに責任があるとは言えない。彼が優れた監督なのは変わらないし、誇るべき力を持っているが、それがうまく機能しなかった。彼にはもちろん別の場所で未来があるし、もっと幸運に恵まれるかもしれない」など、同監督の新天地での活躍を願うとした。
シーズンが終了し来季への動きが活発化する各チーム。シャルケは来季、誰の指揮で戦うのか。
【やわらかスポーツCYCLE】
《岩藤健》
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