ブンデスリーガのドルトムントに所属する香川真司は、近ごろ自身もチームも好調でイングランドへ渡る前の状態を取り戻しかけている。9月に行われるワールドカップ(W杯)2次予選メンバーに招集された香川は、この勢いを代表にもつなげたいと語った。
「今はチームもいい形で勝利を重ねているし、ただリーグ戦はまだ2勝しかしていないので、次の3試合目をいい流れで勝ちきって、代表に行けるように全力で戦いたい」
ドルトムントは公式戦7連勝中、UEFAヨーロッパリーグでも本戦出場を決め、ブンデスリーガでは2試合続けて大勝している。香川もゴールやアシストが続いており状態はいい。
だが、それでも香川はまだリーグ戦は始まったばかりと繰り返し強調し、警戒も怠らなかった。
「集中してトレーニングできているし、チームとしても新しい監督のもと、皆がハツラツと前向きに楽しんでサッカーができている。その中で結果もついてきているので、そういう自信はチームとしても個人としても感じている。ただ常に危機感というか、リーグ戦ではまだ2試合戦っただけ。チームは1試合1試合を全力で戦う姿勢を、練習から表現できている」
《岩藤健》
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