【世界陸上2015】シパーズが直線一気、大会新で金メダル…女子200メートル | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【世界陸上2015】シパーズが直線一気、大会新で金メダル…女子200メートル

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【世界陸上2015】シパーズが直線一気、大会新で金メダル…女子200メートル(c)Getty Images
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世界陸上北京大会は8月28日、女子200メートル決勝が行われオランダのダフネ・シパーズが、大会新記録となる21秒63で優勝した。シパーズは100メートルの銀に続き今大会2つ目のメダル。

シパーズはコーナーの出口で少し遅れたが、直線に入ると100メートルでも見せた後半の強烈な加速でライバルを抜き去り、ジャマイカのエレーヌ・トンプソンに0.03秒の差で先着した。

直線で見せたごぼう抜きに、「シパーズおめでとう!タイムも優秀」「シパーズ凄すぎた!!絶対ダメだって思ったのに、最後の何あれ」「ただただ凄かった。コーナーで4着争いから猛然と追い上げての金」「コーナー抜けてきて最後50メートルのシパーズ選手の追い上げほんとうにすごかった」「女子200mのシパーズの後半の追い上げは鳥肌がたちました。ダメかと思いきや、あそこから差せるのか」など、多くの人が驚かされた。

世界大会の決勝に進出するような選手は、ほぼその競技を専門に行うスペシャリストたちだが、シパーズは七種競技の選手でもある。今回は2013年モスクワ大会で銅メダルを獲得した七種ではなく、2014年にシーズン世界最高を出した200メートルを中心に短距離で出場した。

欧州勢が200メートルを制したのは2003年パリ大会の、アナスタシア・カパチンスカヤ(ロシア)以来となる。
《岩藤健》

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