リーガ・エスパニョーラでの指導経験もあるルイス・フェルナンデス氏が、「レアル・マドリードはジネディーヌ・ジダンを次期監督と考え用意している」との予想を口にした。
現役時代あらゆるタイトルを獲得し、世界最高の選手と目されたジダン氏。引退後は恩師カルロ・アンチェロッティ監督の下、指導者への道を歩み出していた。
レアルはアンチェロッティ監督を解任し、今シーズンからラファエル・ベニテス氏を新監督に迎えているが、フェルナンデス氏はクラブが長期的なプランを用意していると言う。
「彼らはジダンを監督にする準備を進めている。私が考えるに、きっと次期監督は彼だ。ベニテスは優秀な監督だ。ナポリ時代を除いて好成績を残している。だがアンチェロッティとは異なるタイプの監督だ。私はアンチェロッティに残って欲しかった」
いよいよ今週末に迫ったリーガ・エスパニョーラ開幕。昨シーズン無冠に終わったレアルには、タイトル奪還の期待がかかる。バルセロナがプレシーズンで守備の弱点をさらしただけに、今年はいけるぞという予想も多いが、フェルナンデス氏は他にも気の抜けないライバルが多いと言う。
「レアルとバルサは二強だよ。しかしバレンシアやセビージャ、ビジャレアルもいる。私も監督したビルバオも。それだけリーガには強豪チームが多い。レアルとバルサの戦力は国内でもベストだ。だがバレンシアやセビージャは戦えるチーム。昨シーズンはスペインのチームがチャンピオンズリーグと、ヨーロッパリーグを制した。現在もベストはスペインリーグということだ」
《岩藤健》
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