セルヒオ・ラモスとレアル・マドリードは8月17日、両者が2020年まで契約を延長することで合意したと発表した。会見が開かれラモスはレアル愛を語った。
ラモス側の代理人が年俸1000万ユーロ(約13億8000万円)を要求していたのに対し、レアル側の提示した額が大きく下回ったことで一時は退団かと騒がれた。だが最終的にクラブ側が大きく譲歩する形で、年俸900万ユーロ(約12億4000万円)で契約を結んだと見られる。
「ベルナベウに初めて足を踏み入れた日を思い出す。とても興奮したし、すべてを尽くしたいと思った」
ラモスは晴れやかな顔で語った。
「僕にとって悪いことなどなかったと言える。もちろん優れた選手となるために必要な、ハードワークと犠牲を忘れてはいけない。レアル・マドリードではなおさらのことだ。それが物事の価値を教えてくれるし、プロとして人間として成長させてくれる。世界最高のクラブが僕の教師であることを、とても誇らしく感じている」
《岩藤健》
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