テニスのロジャーズ・カップは8月16日、男子シングルス決勝が行われ第2シードのアンディ・マレーが、第1シードのノバク・ジョコビッチを6-4、4-6、6-3で下し優勝した。
大会を通じ好調を維持したマレーは、ここまで1セットも落とすことなく勝ち上がってきた。互いに1セットずつ取って迎えた第3セットでは、ジョコビッチのサービスゲームを早々にブレークし波に乗ると、第5ゲームではブレークポイントを握られるがしのぎ、最後まで集中力を切らさなかった。
両者の対戦は通算28度目で戦績はマレーの9勝19敗。ジョコビッチ撃破は2013年のウィンブルドン決勝以来、約2年ぶりのことだった。
マレーの優勝にファンは「最近は勝ててなかったから、これは大きいな」「BIG4で唯一ランキング1位になったことがないけど最近更に調子良いな」「マレー調子上げてきたな。全米優勝狙えるわ」「素晴らしい試合で、瞬きする間もない程でした」など、全米オープンで3つ目のグランドスラム獲得に期待する。
《岩藤健》
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