8月14日のオリックス対ロッテ戦は、ロッテがアルフレド・デスパイネの全打点を挙げる活躍で3-2と勝利した。先発した涌井秀章が7回を6安打2失点に抑え、5年ぶりの2桁勝利をマーク。
ロッテは昨年の9月23日から、デスパイネがホームランを打った試合では15戦負けなし、不敗神話が続いていた。そのデスパイネは2点ビハインドの七回、カウント1-1から低めの球をすくい上げセンターバックスクリーンに15号ソロ。
追撃の花火を打ち上げると八回にはランナーふたり置いて、左中間に逆転の2点適時二塁打。デスパイネの活躍でロッテが連敗を3で止めた。
デスパイネは「ホームランを打てば負けないという記録は知っている。打点を挙げることが自分の仕事」と話した。
先発が粘り主砲が打っての勝利に、「デスパイネの打球にはマリーンズファンの夢が詰まってる」「涌井投手二桁勝利おめでとうございます。『デスパイネ不敗神話』継続ですね」「涌井選手５年ぶりの二桁勝利おめでとうございます！デスパイネ選手のホームランでチームも勝ち不敗神話も継続。最高です！」「涌井投手の粘りのピッチングに応えるデスパイネ選手のバッティング。素晴らしい！」「エースと４番がしっかり仕事してくれたら負けません！」など、難しい試合を逆転で制したチームに労いの言葉が多く寄せられた。
怒濤の追い上げでクライマックスシリーズ圏内の3位に浮上したロッテ。このまま順位を維持しポストシーズンで下克上なるか。
《岩藤健》
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