インテルの日本代表DF長友佑都には、以前から移籍の噂が報じられていた。当初はトルコのガラタサライが有力視されたものの、最近ではイタリア国内のジェノアやサンプドリアが候補に浮上したと伝えられた。だがジェノアは長友争奪戦からの撤退を表明した。
ジェノアのエンリコ・プレツィオージ会長は現地メディアのインタビューに応え、「我々が長友に興味を持っていたのは認めるよ。だがインテルと合意することはなかった。もう彼は我々の構想に入ってない」と語り、すでに長友への興味は失っているとした。
インテル側が長友の交換条件のひとつに、獲得を狙ったとされるディエゴ・ペロッティについては、「彼を売るつもりはない。ペロッティは100%ジェノアに残る」と断言した。
「せっかくプレミアやブンデスからのオファーがあったなら行くべきだった」「やはり、試合に出れる所に行くべきだな」「故障して復帰してまた故障だから、どこまで復調してるか判断しづらいんだろうね」「今はもう関心がないって…」など、去就が決まらないまま開幕を迎えようとしている長友に、心配の声が寄せられている。
《岩藤健》
page top