イングランド・プレミアリーグのアーセナルは8月9日、開幕戦でウェストハムと対戦し0-2で敗れた。プレシーズンではチェルシーに勝利して自信を深めていたアーセン・ベンゲル監督。だが試合後は相手が上だったと語った。
ウェストハムにはプレミアリーグで9連勝中。相性の良い相手だったが、試合は新加入のGKペトル・チェフにミスが出て敗れた。まずは前半43分FKをパンチングで弾き返そうと目論んだが、チェフよりもシェイフ・クヤテの触るほうが早く鮮やかなヘディングシュートを決められてしまう。
立ち上がりから攻め続けていたアーセナルは、先制点を奪われたことでさらに得点への意識を高め、同点ゴールを奪いにいく。だが後半12分、ウェストハムのマウロ・サラテにDF陣がフリーでミドルシュートを打たせ、チェフはニアサイドを抜かれ2失点目。
最後までゴールネットを揺らせずアーセナルは完敗した。
「ウェストハムのほうが我々よりも準備できていた」とベンゲル監督は会見で語った。
「我々はややナーバスだったと感じた。やや試合に焦りがあったし、基本を尊重せず、前半はあまりに早く前に出ようとしていた。自信過剰だったとは思わないが、神経質すぎたんだと思う」
《岩藤健》
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