以前から報じられていたアンヘル・ディ・マリアのパリ・サンジェルマン(PSG)への移籍は、いよいよ秒読みの段階となった。英国メディアはディ・マリアがPSGとの正式契約に向け、メディカルチェックを受けると伝えた。
「プレミアリーグのスタイルは別物だ。毎日成長しようと努力を続けているし、そのために僕はユナイテッドに来たんだ。自分の生活を変えて新しいサッカーのスタイルをプレーする必要があった」
1年前そう語ったディ・マリアだが、プレミアリーグでのキャリアは1シーズンで終わりを迎えようとしている。ピッチ内では思うようなプレーが見せられず、私生活でも自宅に泥棒が入るなどストレスの多い生活だった。
ユナイテッドが7月に行ったアメリカツアーには合流せず、ルイス・ファン・ハール監督も会見で、「なぜディ・マリアが来ないか知らない。彼がどこで何をしているか分からない」と話していた。
イングランドでは不遇を託ったディ・マリアだが、アルゼンチン代表として出場したコパ・アメリカで輝きを放ち、フランスのスター軍団に迎え入れられることになった。
《岩藤健》
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