ロリアンとの試合でハットトリックを記録し、今季初めてPSGを首位に浮上させたズラタン・イブラヒモビッチは、クラブ歴代最多得点記録に残り10ゴールまで迫っている。イブラヒモビッチはそのことを訊かれると「日々ハードワークして試合で結果を出すだけだ」と答えた。
ランス戦で2ゴール決めたマルセイユのミチ・バチュアイは絶好調。このところ90分に1点のペースでゴールを奪っており、得点ランキング上位選手もしのぐハイペースだ。最近の活躍についてバチュアイは「素晴らしいことだと思う。このパフォーマンスが続くように、ハードワークを続けていくよ」と語り、逆転優勝に向け今後の活躍を誓った。
ライバル2チームに比べ元気ないのがリヨンだ。21日の試合でニースに負け、とうとう首位の座をPSGに明け渡してしまう。試合後ウベール・フルニエ監督は「まだ取り返せると言うには、残り試合が少なすぎる」と痛恨の敗戦を悔やんだ。
リヨンは最近8試合で2勝と不振に陥っている。欧州チャンピオンズリーグ制覇を掲げ、次々に大型補強敢行するスター軍団PSGらに比べると、戦力的に見劣りするのは否めない。チーム一丸となってここまで戦ってきたが、ついに力尽きるのか。
最後まで気の抜けない接戦になったリーグ・アン優勝争い。果たして頂点に立つのはどのクラブか。
