東アジアカップに出場中のサッカー日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は8月3日、日本サッカー協会の大仁邦彌会長に約10分間の直談判を行った。
大仁会長は「日本サッカー界の危機だと言われた」と内容の一部を明かした。ハリルホジッチ監督が訴えたのは、「日本は練習の質を上げるべき」「コンディションが悪くフィジカルも弱い」だった。
7月下旬にリーグ戦を行い、代表としての練習がほとんどできないまま始まった北朝鮮戦では、先制しながら後半に逆転を許して敗れた。侮っていたわけではないだろうが、格下と見ていた相手に負け、ハリルホジッチ監督は危機感を募らせている。
この陳情にファンからは、「協会に楯突くとファルカンみたいにクビになるで」「どんどんJFAを説教して調教してあげてください」「日程がアホなのは事実だし基本が出来てないのも事実だし日本サッカーの危機なのも事実」「いまだって代表活動日程捻出のためにJ側がどれだけ無理押し付けられてると思ってるんだか」などの声が挙がっている。
5日の第2戦で韓国と対戦する日本。今回もフィジカルで勝る相手にパワープレーで押し込まれる展開が予想され、前回の教訓を活かしどう対処するかにも注目が集まる。
《岩藤健》
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