【ツール・ド・フランス15】マイカ、失意のチームを救う勝利「ステージ優勝は目的じゃなかった」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ツール・ド・フランス15】マイカ、失意のチームを救う勝利「ステージ優勝は目的じゃなかった」

イベント スポーツ
ツール・ド・フランス第11ステージでラファル・マイカが独走勝利(2015年7月15日)
  • ツール・ド・フランス第11ステージでラファル・マイカが独走勝利(2015年7月15日)
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2015年ツール・ド・フランス、7月15日の第11ステージ。ポーランドのラファル・マイカ(ティンコフ・サクソ)がピレネーの山岳ステージを制して、失意のチームを救った。

チームメイトのイバン・バッソが精巣ガン、またダニエーレ・ベンナーティがこの日の落車でツールをリタイア。さらにエースのアルベルト・コンタドールも前日ライバルから遅れをとるなど、暗いニュースが続いていたティンコフ・サクソ。

しかし、昨年ツールでステージ2勝と山岳賞を獲得したマイカが、ツールマレー峠でのアタックを成功させ、チームを再び活気づける勝利を手に入れた。

「ステージ優勝は今日の目的じゃなかったけど、チャンスを見つけたんだ。僕はアタックについていき、多くの選手が苦しんでいるのを見た。45秒のリードを築いたとき、監督が行けと指示したんだ」

「ツール前は再び山岳賞ジャージを狙うのかと訊かれた。でも、僕はコンタドールをアシストするためにここに来たから、簡単じゃない。バッソとベンナーティのリタイア後、今日の勝利はチームの士気を上げるだろう。僕はこの勝利を彼らに捧げる。家族と妻にもね」

「アルベルトは偉大な選手だ。たぶん、僕たちは誰かがバッドデーかバッドラックを経験するのを待つしかないだろう。でも、アルベルトがダブルツールに成功することを願っている。去年のツールの僕の成績とクビアトコウスキーの世界タイトルで、ポーランドでの自転車人気はだんだん上がっている。競技ライセンスの数は40%増えたんだ」
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