2015年ツール・ド・フランス、第3ステージの集団落車で肋骨を負傷しながらもレースを続けているオーストラリアのマイケル・マシューズ(オリカ・グリーンエッジ)。7月8日の第5ステージでは苦痛に顔をゆがめながらもレースを完走し、敢闘賞が贈られた。
その後、念のため病院で検査を受けたマシューズだが、胸郭に2カ所小さな骨折があることが明らかとなった。オリカ・グリーンエッジの医療スタッフは、レースを続けるのに問題ないと判断し、マシューズも容態を観察しながら戦い続けると誓った。
一方、第5ステージでも落車が相次ぎ、オリカ・グリーンエッジからはスベン・タフトが一度、ミハエル・アルバジーニが二度巻き込まれた。ふたりともレースを完走したが、アルバジーニは左上腕を骨折していたことが明らかとなった。
マット・ホワイト監督は、「我々は複数回クラッシュに巻き込まれた。もっとも、今日は落車に巻き込まれなかったチームはいないと思うよ。アルバジーニは2度目のクラッシュでケガをした。左上腕を骨折しており、明日はスタートしない」と残念そうに語った。
これで早くもオリカ・グリーンエッジは3人目のリタイアとなった。
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