2015年ツール・ド・フランス、7月7日の第4ステージ。石畳区間の犠牲者となったひとりが、フランスのティボー・ピノ(FDJ)だった。
昨年総合3位に入ったピノだが、この日は残り23km、最後から2つ目の石畳区間でメカトラブルに見舞われる。その後もピノはストップを強いられ、1日で3分23秒のタイムロス。総合では、6分30秒差の30位に後退した。
「メカトラが起こって、その後は全開で走った。トラブルが続くね…。(リタイアした)2013年と同じだ。再び同じ感じになりそうだよ。残念だね」
さらに、サイズ違いでチームメイトのバイクを借りることができず、チームカーのサポートが遅れたことも嘆いていた。
「僕はアシストを受けることができた。でも誰から? マチュー(ラダニュー)は僕よりずっと背が高い。チームカーのナンバーが13のときは(隊列の13番目に並んでいるので)、長い間待たないといけないんだ」
「これからはタイムを取り戻しに行く。ツールを完走するつもりだし、僕の才能がまだあること証明したい」
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