2015年ツール・ド・フランス、7月6日の第3ステージ、イギリスのクリストファー・フルーム(チームスカイ)はステージ2位に入り、早くも総合首位のマイヨジョーヌを獲得した。
ユイの壁の激坂ゴールで、フルームは優勝したホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)に劣らない走りを披露。さらに最終的なライバルとなるビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)、ナイロ・キンタナ(モビスター)、アルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)らに対しても10秒以上のリードを開いた。
「ユイの壁は、パンチャータイプのクライマー向きの上りだと思う。だから、プリート(ロドリゲス)が最高のパフォーマンスをしたんだ。予想はしていたし、彼をマークしていた。僕向きじゃない上りだから、2位に入れて総合のライバル相手にタイムを稼げたのは驚きだよ」
「これ以上の幸せはないね。去年の失望の後に、マイヨジョーヌを取り戻せたのは最高の気分だ。こんなに早く首位に立つとは予想していなかったよ。マイヨジョーヌは負担じゃない。石畳を前に最高の位置だ。チーム全員の士気を上げるよ」
「石畳は序盤のステージと同じやり方で取り組む。山岳までは毎ステージがゼロからのスタートなんだ。もちろん僕が最強だと言うつもりはない。まだ早すぎる。ツールが始まってから、すでに多くの変化を見てきたからね」
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