2015年ツール・ド・フランス、7月7日の第4ステージ。スペインのアルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)は石畳区間を含む終盤25kmを、ホイールが破損した状態で走っていたことがわかった。
ライバルのビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)やクリストファー・フルーム(スカイ)が石畳区間でペースアップして揺さぶりをかける中、コンタドールはチームメイトのペーター・サガンやダニエーレ・ベンナーティらの力を借りてなんとか集団にくらいつき、ステージ19位でゴール。総合8位を守り、ライバルとのタイム差もキープした。
ゴール後にコンタドールのホイールが破損していたことが判明したが、自身はゴールまで無事に送り届けてくれたチームメイトに感謝していた。
「確かに、何かおかしいと感じていたんだ。でも、チームメイトに感謝しないといけない。彼らは最後まで僕をトラブルから遠ざけてくれた。今日は脚の調子がよかった。昨日よりはるかにね。何より、問題なく終われたことがうれしいよ」
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