7月1日にカナダのエドモントンで行われたサッカー女子W杯準決勝、日本はイングランドを2-1で破り2大会連続の決勝に進出した。
イングランドの体格を活かしたパワープレーに押し込まれながら、またも1点差ゲームを制し連覇への挑戦権を獲得した日本。試合後の会見で佐々木則夫監督は「タフな試合だったと思います。予想では、もっと自分たちのサッカーができると思ったが、イングランドは勢いがありシンプルなサッカーを徹底してきた」と相手の戦いぶりを称えた。
「決勝に行くという最大の目標は達成できた。選手たちはよくやってくれた」と、激闘を制し決勝に勝ち進んだ選手を労った佐々木監督。過去未勝利のイングランドから初めて白星を奪い、決勝の相手アメリカとの戦いを見据える。
アメリカとは30度対戦し1勝23敗6分けの成績。1勝は2012年アルガルベ杯でのもので、前回大会の勝利はPK戦だったため公式記録は引き分け扱いになる。ロンドン五輪ではアメリカに敗れた日本。連覇と同時にリベンジも狙う。
《岩藤健》
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