【なでしこジャパン】日本、終了間際の劇的勝利で連覇に王手! | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【なでしこジャパン】日本、終了間際の劇的勝利で連覇に王手!

スポーツ 短信
サッカーの女子W杯準決勝 日本対イングランド(2015年7月1日)(c)Getty Images
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サッカーの女子W杯準決勝が7月1日(日本時間2日)カナダのエドモントンで行われ、日本はイングランドに2-1で勝利した。日本は連覇をかけアメリカとの決勝戦に臨む。

過去イングランドには4戦して2分け2敗の日本。優賞した前回大会でもグループステージで唯一の黒星を喫している。絶対に負けられない試合で日本は前半からボールを動かし、的を絞らせない攻撃でチャンスを作っていく。

前半33分には自陣から出たロングボールにDF有吉佐織が抜け出すと、エリア内で倒されPKを獲得、主将の宮間あやが冷静に決め日本が先制した。

しかし1点取られたことでイングランドは、より体格の優位を活かしたシンプルな攻めに転じ、前線への放り込みで日本のゴールに迫るようになった。その効果はすぐに現れ前半39分、セットプレーからゴール前の混戦になり、FW大儀見優季がエリア内でファールを取られてしまう。イングランドもPKを決め返し同点。前半は1-1で終了した。

後半も日本は押し込まれる場面が多く再三ピンチを迎える。それでもディフェンス陣が集中力を切らさず、粘り強い守備で勝ち越し点を与えない。

日本は後半24分、大野忍に代えて岩渕真奈を投入する。大柄なイングランド選手の間を、岩渕は小刻みなステップで抜けチャンスを作り出した。この選手起用で再びリズムを取り戻した日本は後半アディショナルタイム、川澄奈穂美のラストパスにゴール前で大儀見と岩渕が走り込む。

通れば絶体絶命のピンチにDFローラ・バセットは懸命に足を伸ばす。右足に当たったボールは、そのままピッチから弾き出されるかに見えた。だが無情にもバーに当たってイングランドのゴールを割る。その瞬間バセットは信じられないといった表情を見せ、両手で顔を覆った。

後半アディショナルタイムでのオウンゴールという劇的な幕切れに「すげぇ!なでしこトリハダだわ」「なでしこは本番に強いな。ベスト4からは時の運だと思うけど、W杯、五輪と本命の大会で勝ち上がる」「W杯の決勝進出するっていう最強にすごいことを、2大会連続でするってすごい」など、賞賛の言葉が寄せられている。

また試合を決めたオウンゴールについては、「オウンゴール見たけどこれは仕方ないなあ。 川澄のクロスが良かったから触らないと危ないし、ちゃんとクリアできてたら超ナイスプレーなわけで」「イングランドの選手のミスというより日本が攻め込んだ過程でのオウンゴールだから」と、紙一重の勝負に出た結果だから仕方ないプレーと擁護する意見が多かった。

強敵イングランドを破った日本は、史上2チーム目となる連覇をかけ7月5日(日本時間6日)に、アメリカと2大会連続の決勝を戦う。
《岩藤健》

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