【女子サッカーW杯】まさかの幕切れ、イングランド監督「涙が涸れるまで泣いてもいい」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【女子サッカーW杯】まさかの幕切れ、イングランド監督「涙が涸れるまで泣いてもいい」

スポーツ 短信
サッカーの女子W杯準決勝 日本対イングランド(2015年7月1日)(c)Getty Images
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イングランドにとっては信じられない瞬間だった。7月1日のサッカー女子W杯準決勝、イングランド代表は日本代表を追い詰め、決勝戦が見えるところまできていた。だが試合は思わぬ形で幕を閉じる。

後半アディショナルタイム、川澄奈穂美のパスにゴール前で日本の選手が2人走り込み、通ればイングランドは絶体絶命のピンチだった。ここでDFローラ・バセットが懸命に足を伸ばし弾き出す。だがボールはゴールマウスに吸い込まれ、まさかの決勝オウンゴール。

日本代表の佐々木則夫監督は「バセットに申し訳ないというよりは、彼女がクリアしなかったら大儀見が待っていたので仕方なかった。いずれにしてもゴールが生まれるシチュエーションだったことは間違いない」と、誰を責めることもできないプレーと試合後の会見で振り返った。

最後は残酷な結末になってしまったが、イングランド代表を率いたマーク・サンプソン監督は、会見で「彼女がいなかったら準決勝まで来られなかった」とバセットを称えた。

マーク・サンプソン監督のコメント

「ローラ・バセットにとって恐ろしい瞬間だった。グループの全員がショックを受けている。ボールがラインを割ったとき、我々全員が精神的に打ちのめされたよ。だがチームメイトの反応を見れば、彼女がどれだけ敬意を持たれていたか分かるだろう」

「ローラはチームの一員だ。我々は彼女のそばにいて慰める。涙が涸れるまで泣いたら、我々が彼女をどれだけ誇りに思っているか伝えるんだ。彼女がいなかったら準決勝には来られなかった」

《岩藤健》

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