2015年ツール・ド・フランスの開幕地オランダの注目選手、バウケ・モレマ（トレックファクトリーレーシング）は「僕もトップ5を狙えるひとり」と目標を語った。
2013年ツールでは、自身最高の総合6位を獲得したモレマ。ベルキン（現ロットNLジャンボ）からトレックファクトリーレーシングに移籍した今季は、3月のティレーノ～アドリアティコで総合2位に食い込んだが、その後は腰痛に悩まされ、ツール前哨戦のクリテリウム・デュ・ドーフィネでは総合60位に沈んだ。
しかし、7月2日の記者会見で、モレマは現在の体調は万全だとアピールした。
「クリテリウム・デュ・ドーフィネは僕にとってかなりつらかった。でも、理学療法士と一緒に懸命に頑張って問題を修復し、再び腰は大丈夫になった。ドーフィネでは最高の調整ができなかったけど、以降はいいトレーニングだったよ」
今年のツールではファビアン・カンチェラーラ、ジュリアン・アレドンド、アイマル・スベルディアら強力なチームメイトのアシストを受けるモレマは、自身最高位を目標に掲げた。
「今年のツールのスタートには何人かの優勝候補がいる。そして、トップ5を狙える選手は多い。僕もそのひとりだ。激しい戦いになるだろうけど、楽しみにしているよ」
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