2015年ツール・ド・フランスの総合優勝候補のひとり、イギリスのクリストファー・フルーム(チームスカイ)は「去年の失望が今年のモチベーション」と意気込みを語っている。
2013年には圧倒的な強さでツールを制したフルーム。しかし、連覇を狙った昨年は序盤のステージで落車し、手首などを骨折。戦わずにしてツールを去った。
巻き返しを誓う今年は、前哨戦のクリテリウム・デュ・ドーフィネで山岳ステージを連勝し、総合優勝を勝ち取るなど順調な調整を見せている。
フルーム自身も、王座奪還に並々ならぬ決意を見せている。
「チームスカイにとって、去年の失望は今年のモチベーションだ。2014年にクラッシュした瞬間から、僕は最高の状態で今年のツールに戻ってくるという燃えるような欲望を持っていたんだ」
「準備はできているし、強力なチームにも恵まれた。石畳から上りまで、今年のレースの様々なチャレンジに即したチームだ。チーム内の士気は高いし、ツールの3週間を通して、毎日、1km1kmごとにベストを尽くす覚悟はできている。日々、カウントダウンだ。僕たちはスタートが待ち切れないし、目の前のチャレンジに立ち向かっていくんだ」
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