トライアル世界選手権シリーズ第5戦・フランスGPが6月27日・28日、アンドンで開催され、トニー・ボウ(ホンダ)は1日目に勝利を飾ったものの、2日目は2位に終わり、開幕からの連勝は9でストップした。
決勝1日目、1ラップ目、ボウの減点は7点。2番手に5点のリードを付ける順調なスタートを切った。2ラップ目も好調は続き、終了時点での2番手アダム・ラガ(ガスガス)の28点に対し、ボウは13点で圧勝パターンとなった。ボウは続く3ラップ目も8点というベストに近いスコアで回り、最終スコアは21点。2位のラガは39点、王者の貫録をみせる圧勝ぶりだった。
決勝2日目、ボウは1ラップ目、クリーン11でトップスコアをマーク。2番手ラガに1点差ながら首位でスタート。しかし、2ラップ目の第6セクションと最終セクションで5点の減点を喫し、ラガに逆転を許す。3ラップ目、ボウは12セクションすべてをクリーンで通過したが、ラガの失敗も最小限。追いつくことはできず、4点差で2位となった。
■決勝1日目
1位:トニー・ボウ(モンテッサ・ホンダ)
2位:アダム・ラガ(ガスガス)
3位:藤波貴久(モンテッサ・ホンダ)
4位:アルベルト・カベスタニー(シェルコ)
5位:ジェロニ・ファハルド(ベータ)
6位:アレキサンドレ・フェラー(シェルコ)
■決勝2日目
1位:アダム・ラガ(ガスガス)
2位:トニー・ボウ(モンテッサ・ホンダ)
3位:ジェロニ・ファハルド(ベータ)
4位:藤波貴久(モンテッサ・ホンダ)
5位:アルベルト・カベスタニー(シェルコ)
6位:ハイメ・ブスト(モンテッサ・ホンダ)
■ポイントスタンディング
1位:トニー・ボウ(モンテッサ・ホンダ)197P
2位:アダム・ラガ(ガスガス)163P
3位:ジェロニ・ファハルド(ベータ)140P
4位:藤波貴久(モンテッサ・ホンダ)126P
5位:アルベルト・カベスタニー(シェルコ)125P
6位:ハイメ・ブスト(モンテッサ・ホンダ)101P
《纐纈敏也@DAYS@レスポンス》
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