最初に主導権を握ったのはニエミネンだった。立ち上がりから精度の高いショットが決まり、ゲームカウント3-1とリードする。しかし、ここからジョコビッチが13連続ポイントを奪い、一気に形勢逆転すると最後まで流れを渡さなかった。
「ジョコビッチ圧倒的すぎる」「ジョコビッチ圧勝。強過ぎる」「さすがランキング1位。マレーとの決勝戦が見たいな」など、連覇を目指す王者のテニスに驚きの声が寄せられている。
全英では2006年にベスト8まで進んだことある33歳のニエミネン。すでに今シーズン限りでの引退を表明しており、今大会が最後のウィンブルドンになる。
全力を出し切ったプレーに「ニエミネンの最後のウィンブルドンが良い試合で良かったです。ジョコビッチ応援してたはずが最後のセットはニエミネン応援してたわ」「ニエミネンすげえ楽しそうだったのかっこよかった」と、ファンからも労いの言葉が聞かれた。
熱波が吹き荒れるヨーロッパは連日の真夏日。ウィンブルドンも大会史上の最高気温を記録し、連日タフな試合が続く。ジョコビッチも試合後「今日のような暑い日に、短い時間で試合を終わらせられたのは良いことだと思う」とコメントした。
Novak Djokovic closes in on his 650th tour-level match win, ending Jarkko Nieminen's Wimbledon career in the second round.How will the World No. 1 fare against Bernard Tomic?
Posted by ATP World Tour on 2015年7月1日