セリーナ・ウィリアムズのために開発された「ナイキコート フレア」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

セリーナ・ウィリアムズのために開発された「ナイキコート フレア」

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セリーナ・ウィリアムズのために開発された「ナイキコート フレア」
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ナイキは、セリーナ・ウィリアムズのために特別に開発された「ナイキコート フレア」を発表した。

グランドスラム、シングルズで20回チャンピオンとなったセリーナ・ウィリアムズは、一人のプレイヤーが成し遂げられる極限に近づいている。勝率は86%近く。2015年は、34戦32勝を記録した。そんな彼女のためのナイキコート フレア制作にあたって得た情報は、彼女の数少ない弱点だ。

「当時、捻挫に悩まされていました。だから安定感があって、私をもっと良いプレイヤーに導いてくれるシューズを作りたかったのです」と言うウィリアムズの意見をベースに、ベテランデザイナーのアーロン・クーパー率いるナイキのデザインチームは作業を始めた。

クーパーが最初に取り組んだことはウィリアムズに、シューズの安定感は一般的な考えとは逆に、構造を強くすることではなく、減らすことによって生まれるのだと、納得させることだ。高さのある、しっかりした構造の安定感にすぐれたシューズを彼女は望んだが、ウィリアムズに本当に必要なシューズは、まったく逆の出来るだけミニマムで、ソールを薄くしたものだったため、クーパーはこのコンセプトに対し、充分な説明を行った。

デザインチームは彼女の問題の解決策を探索した結果、カンフーの師匠から協力を得て作られたものをアイディアの柱とした。試作品の特徴は、ナイキコート フレアのいくつかの要素に影響を与えている。ネオプレーン製の足首部分にそのアイディアが顕著に見られ、この部分の存在により、体の動きがより実感できるようになっている。

シューズの足首のネオプレーンは、内側のブーティにつながり、2枚目の皮膚に包まれているようなフィット感を生み、自然な足の動きを促す。ミッドソールはシューズに貼り付けていないドロップインタイプになっているため、足の下に直接クッション性を感じられるようになっている。

また、シューズの軽さにも力が入れられている。アッパーには、通気性、耐久性を生み出すために素材を重ねて使用。さらに、アウトソールは足圧分布図を元に設計している。アスリートのニーズにかなうものだけを取り入れ、それ以外を取り除くことにより、軽く、屈曲性に優れたシューズに仕上がっている。

ナイキコート フレアは、サイズ 22.5-25cm、価格 23,760円。一部のナイキ販売店と、nike.com/tennisにて発売。
《美坂柚木》

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