新城幸也はツール・ド・フランス出場ならず。4年ぶりに日本勢不在の大会 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

新城幸也はツール・ド・フランス出場ならず。4年ぶりに日本勢不在の大会

スポーツ 短信
ツール・ド・フランス第11ステージで通過するアスパン峠で登りの感触を確かめる新城
  • ツール・ド・フランス第11ステージで通過するアスパン峠で登りの感触を確かめる新城
ヨーロッパカーの新城幸也が7月4日に開幕するツール・ド・フランスの出場メンバーに入れなかった。4年連続6回目の参戦を目指していたが、4月に落車骨折してその回復が遅れていると判断された。

怪我からの復帰後に与えられた2レースで新城は十分に復帰をアピールできず、チームメンバーの選考権を持つゼネラルマネージャーのジャンルネ・ベルノードーから「怪我のため調整が遅れている」と判断された。

肩甲骨の陥没骨折から40日でレースに出場し、チームの中で仕事をこなしてきた新城にゼネラルマネージャーらは、「ツールの1週間目まで調整の時間があれば、勝負どころの2週目、3週目でユキヤは力を発揮できる。ユキヤの力が必要だ」と言われていただけに、残念な結果となった。

チームのこの判断を受け、新城は「あの時期に大怪我をした自分をツールのメンバー候補から外さずに復帰を信じていてくれたことは、自分が7年の間でチームに作り上げた信頼の証しだと思い、回復へのモチベーションにももつながったので感謝していますが、その信頼に応えようとツール出場に向けて必死にコンディションを上げてきただけに悔しい」と語った。

「しかし、やってきたことに無駄はないと思うので、9月のブエルタ・ア・エスパーニャにこの悔しさをぶつけます。今シーズン、これでは終わらせません。また、9月を楽しみにしていてください」
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