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【澤田裕のさいくるくるりん】ヒルクライム大会とは異なるルートで赤城山を上る

オピニオン コラム
ピークとなる八丁峠に到着したところ。ここから大沼湖畔までわずかに下る
  • ピークとなる八丁峠に到着したところ。ここから大沼湖畔までわずかに下る
  • 水をたたえた大沼。4月中旬に訪れたときは、周囲の山に雪が残っていた
  • ヒルクライム大会のゴール地点となる「赤城山総合観光案内所」には、サイクルスタンドが設置されている
  • 「赤城山総合観光案内所」内に掲示された自己申告タイムカード
  • 上毛線の車内には、完成車のまま自転車を持ち込める
■自転車を完成車のまま持ち込める上毛線を利用

県道16号で赤城山を上る場合、アクセスに鉄道を利用するなら東武桐生線の赤城駅か上毛電鉄上毛線の大胡駅が起点となります。前者は浅草から特急りょうもう号で1時間50分ほど。後者は途中の高崎と前橋で乗り換えがあって時間も費用もかかりますが、駅のすぐ脇を16号が通るというわかりやすいルートとなります。前橋での乗り換えも、前橋駅と上毛線の中央前橋駅とは1km強離れているとはいえ、それも心配無用。なぜなら上毛線は自転車を完成車のまま持ち込めるからです。


上毛線の車内には、完成車のまま自転車を持ち込める

つまり前橋駅前で自転車を組み立てたら、そのままサドルにまたがって中央前橋に向かうだけ。持ち込みは無料で、しかも週末なら終日、平日も8時17分以降は大丈夫ですから時間を気にする必要もありません。さらに後者はバリエーションとして、高崎駅から大胡駅行き路線バスに乗り換えるという選択肢も。電話で問い合わせたところ、輪行バッグに入っていればOKとのことでした。

ところで、すでに申し込みを締め切った「まえばし赤城山ヒルクライム大会」に参加するチャンスが残されていることをご存じでしょうか。このサイトでも紹介した出走権譲渡サービス「ゆずれ~る」は本大会も対象のひとつとされ、キャンセルがあった場合は参加費プラス手数料540円の負担で、出走する権利を譲り受けることができます。

ということでキャンセルが出るまでは今回紹介したルートを走って足腰を鍛え、来る本番に備えましょう。でもキャンセルが出なかったら…? その場合は関東平野を一望する景色も味わえたことだし、鍛えた足腰は老化防止にもなったということでお許しいただくしかありませんね。
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