2015年ジロ・デ・イタリア、5月16日の第16ステージ。オランダのステフェン・クルイシュウィック(ロットNLジャンボ)は先頭集団で力強い走りを見せ、山岳賞ジャージを獲得した。
激坂の1級山岳モルティローロの上りで、クルイシュウィックはマリアローザのアルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)、ミケル・ランダ(アスタナ)を引き連れて先頭を走り、山頂をトップ通過。最後の3級山岳アプリーカではランダのアタックについていけなかったが、ステージ2位を獲得した。
この結果、クルイシュウィックは山岳賞ポイントでトップに立ち、マリアアッズーラを獲得。さらに総合でも14位から8位に浮上した。
「コンタドールが僕のことをこのレースで最強の男と言ってたって? 最大の賛辞だよ。調子はよかった。今の脚の状態には満足だよ。今週もずっとその恩恵が得られることを願っている」
「ランダは強すぎた。休息日前からわかっていたよ。それでもラスト10kmは、ステージ優勝を争う代わりにできる限りタイムを稼ごうとしたんだ」
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