【ヒッキーのスポーツながら見】ふたりのポイントガードが試合を決める…ロケッツ対クリッパーズのプレイオフ2回戦第3戦 2ページ目 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ヒッキーのスポーツながら見】ふたりのポイントガードが試合を決める…ロケッツ対クリッパーズのプレイオフ2回戦第3戦

オピニオン コラム
ヒューストン・ロケッツ対ロサンゼルス・クリッパーズのプレイオフ2回戦第3戦(2015年5月8日)
  • ヒューストン・ロケッツ対ロサンゼルス・クリッパーズのプレイオフ2回戦第3戦(2015年5月8日)
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一方のロケッツはポイントガード不在の中、代わりに起用されたのはジェイソン・テリーでした。テリーは優秀なジャーニーマンではありますが、純粋なポイントガードではなく、試合を作る能力はクリス・ポールの方が何枚も上手です。そういう中でチームを得点力で牽引してきたジェームズ・ハーデンが第3戦では覇気を感じられないプレイに終始し、ドワイト・ハワードも第1クォーターこそ存在感を見せるものの、中盤以降は沈んでいってしまいます。

ロケッツのベンチにはアルゼンチン人の名ポイントガード、パブロ・プリジオーニがいます。37歳のベテランですが、アルゼンチン代表としてアメリカ選手権ではチームを準優勝に導くなど、その優れたゲームメイク能力が持ち味です。


クリス・ポール

クリス・ポールがクリッパーズのオフェンスを作る中、プリジオーニの出場時間は限られ、試合を左右する重要な時間では使われないなど、ロケッツのチームオフェンスは波に乗っていくことができませんでした。プリジオーニにプレイタイムが与えられていれば、ハワードのオフェンス機会をもっと積極的に作っていったり、チームオフェンス全体を機能させることができたかもしれません。

クリス・ポールがケガをしながらも確かにクリッパーズのオフェンスを作っていく一方で、終始咬み合わない印象だったロケッツを見ていて、そんなことを考えてしまいます。

このようにスターティングポイントガードが不在やケガの中でのベンチワークがクリッパーズリードのまま試合を進めていました。しかし、この試合を決定づけたのは、第1、2戦をクリス・ポールに代わってスターターとして起用されながらも、そのチャンスを生かしきれなかったオースティンでした。

《ヒッキー》

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