ツアー・オブ・ターキー第4ステージで山本元喜が積極的な走り | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ツアー・オブ・ターキー第4ステージで山本元喜が積極的な走り

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ツアー・オブ・ターキー第4ステージでアタックした山本元喜(右)
  • ツアー・オブ・ターキー第4ステージでアタックした山本元喜(右)
  • ツアー・オブ・ターキー第4ステージはグライペルが優勝。ダニエーレ・コッリが2位になった
ツアー・オブ・ターキーの第4ステージが4月29日にトルコで開催され、NIPPOビーニファンティーニのダニエーレ・コッリ(イタリア)が集団ゴールスプリントに挑み、2位でゴールした。

第4ステージはフェトヒエからマルマリスまでの132kmで開催された。途中、3級の山岳が一つある平坦ステージだったが、いくつかの大きなアップダウンがあり、また強い風が吹くなかでのレースとなった。

前日に今大会最難関の山頂ゴールを制し、総合リーダーとなった43歳のダビデ・レベッリンを擁するCCCがレースをコントロールしながら、第4ステージはスタートした。

スタートすると、すぐにNIPPOビーニファンティーニの山本元喜を含む6選手の逃げが決まり、その後レースは落ち着いて進んでいく。32km地点の3級山岳で徐々に先頭集団とメーン集団とタイム差は縮まり、山岳が終わった長い平坦路で山本の逃げは吸収された。

すぐに次の逃げが決まり、今度はマッテア・ポッツォ(イタリア)が他の4選手とともに先行した。しかし残り10kmを過ぎて、逃げていた選手たちは次第に吸収されていき、集団ゴールスプリントへ。

マルマリスの街中を回り込むゴールスプリントを制したのはアンドレ・グライペル(ロット・ベリソル)。そして、好調なコッリが2番手でゴールした。ゴール前10km地点に登坂区間があり、開幕から2連勝したマーク・カベンディッシュ(エティックス・クイックステップ)は集団から遅れ、スプリントに参加できなかった。

「自分の前にいたのはグライペルだけ。登坂区間を終えたあとだったこともあり、この結果にはとても満足している」とコッリ。

「自分たちはプロコンチネンタルチームだけど、連日格上のUCIワールドチームと競り合えているのはとても誇らしいことだと思う。逃げに乗った元喜とポッツォの働きもよかったし、ゴールスプリントで助けてくれた(ピエールパオロ・)デネグリにも感謝している」
《編集部》

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